ユズト
副業の人口が増えているけど懸念点がいくつかあるってこと、ありますよね。そんなお悩みに対する記事を書いてみました。
『本業は普通の事務職サラリーマン。アラフォーから副業開始し月10万円以上の収益化を継続。副業収益化の方法や副業継続の秘訣を語ってます』
副業って本業だけで稼げない人の負け惜しみ(逃げ)ではないのか?
確かに、本業で成果を出せてない人が副業したとしてどっちも中途半端になるだけだ。と思っている方も多いと思います。
もちろん、副業ブームに乗っかった怪しいビジネスもたくさんあります。(そこの見極めは大事!)
しかし、副業を今から始めておくことは必ず皆さんにとってプラスになります。
なぜ、今から副業をしておく必要があるのか。
それについて、時代背景も交えながら詳しくお伝えしていきます。
きっとこの記事を読み終わる頃には、副業をしていない自分がやばい!と危機感が生まれてくるはずです。
ただ、ご安心ください!
この記事には副業を始めるに当たってやっておくべきことも盛り込んでおりますので読み終えた時には最初に何をするべきか理解することができると思います。
「副業=当たり前」の未来が近づいてきている理由
僕が新卒で会社に入社した20年ほど前でも同期の中で
- 中古音楽ショップでお宝洋楽を掘り出してネットで売って利益をあげていたMくん
- 不動産投資をもくろみ駅近1LDKのマンションを購入していたIくん
今思えば副業っていつの時代もやっている人はやっている。
今後「副業=当たり前」の時代は加速します。その理由を6つ整理してみます。
1:副業の法律が制定された
厚生労働省は2017年10月に「柔軟な働き方に関する検討会」を実施し、12月に「副業・兼業の促進に関するガイドライン(案)」を作成。この検討会では副業や兼業に関するメリット・デメリットなどを話し合い、副業・兼業をするための環境や整備作りがまだまだだという結論に至る。
それを改善できるような環境作りが今後整備される可能性が高い。
国をあげて議論をするほど、副業・兼業は重要なものになりつつあると言えます。
2:テレワークの加速
インターネットの発達により、時間や場所を選ばずとも働けるような世の中になりつつありました。1年ほど前まで、テレワークは一部の会社でしか行われていませんでしたが、新型コロナウィルスの影響で一気に加速。
実際に、東京都が行った調査結果で、2021年1月時点で都内でテレワークを導入している企業は約57%いることが判明。
2020年3月時点が24%だったので、短期間で多くの人がテレワークをするようになったことがわかります。
これまで会わないとできないと思われていた仕事もオンライン化が進み、ますます時間の使い方が個々に任されるようになってきている。
これは通勤時間や余分な残業時間、そして付き合いの飲み会などの時間が減り、自分のために使える時間が増えたということ。
副業がしやすくなったわけです。
3:終身雇用の時代が終わった
終身雇用の時代が終わると言われている理由は、2019年4月に経団連会長が「企業が終身雇用を続けるのは難しい」と発言したことが大きな注目を集めたことから始まりました。
それに続いてトヨタ自動車の豊田章男社長も「終身雇用を続けることは難しい」と発言し、社会に大きな影響を与えました。
そしてもう一つ、終身雇用の終わりに加速をかけているのが評価ポイントの変化です。
以前は、企業に長く勤めた人が評価されていましたが、今は生産性が高い人が評価される時代になりつつあります。
いくら長く勤めたとしても生産性が悪かったり、成果が出ていないと評価されなくなりました。
転職をするにしても、企業名ではなく個人の実績を重要視する会社も増えてきているのが現状です。
僕が過去に転職活動をしていた頃、書類通過するのは小さい会社でも営業成績を残していたり、様々な業務を経験したことがある人だ、とキャリアアドバイザーさんに言われました。
大企業に勤めていて、特に目立った成果がない人はスキルが少ないのに年収だけ高いと企業側からマイナスイメージを持たれることがあるとのこと。
今後、AIがますます発達すれば単純作業がなくなるとも言われています。単純労働作業者は不要になる世の中になるわけです。
そういった未来に備えて、今から個人のスキルをあげておく必要があります。
4:定年が伸びる
現在、日本は超高齢化社会で年金など様々な問題を抱えています。
そのうちの一つが65歳以上の労働人口の増加です。
総務省の労働力調査によると、2020年時点で900万人以上いると言われており、その高齢者達の働く環境の整備が重要視されていました。
そして2021年4月1日に改正高齢者雇用安定法が施行されました。
これは、これまで65歳までしか雇用できなかったものが70歳まで雇用可能になるというのが大きな特徴です。ただし、あくまで企業努力にとどまっています。
しかし、今後退職時期が遅くなるということは企業内にいる人数が増える、つまり給与を払う人が多くなる。
そうなると、成果が出せない人は企業から必要ないと言われてしまう可能性もあります。ますます成果主義になることが予想されますね。
5:専門性が収益化しやすい時代になってきた
近年は、クラウドワークスやSNSの普及により、個人スキルが収益化できる時代になリマした。本名や顔を出さず、匿名であってもスキルが高ければ評価され、稼ぐことができるようになりました。
実際に私もクラウドワークスで仕事をしていますが、本名も顔も一切公表していません。
しかし、コミュニケーションをきちんと行い依頼されたものをきちんと納品すればそれでお金をいただくことができます。
ある分野に特化している人はその分野や仕事を趣味の延長でやっている人も多く、好きこそ者の上手なれで自然とスキルを向上させていることが多いのが特徴です。
本業で成果が出せていなくても趣味の世界で成功することができる可能性も増えてきています。
6:ネット活用により異なる環境・価値観の人との出会いが気軽にできるようになったから
急速なSNSの発達により、これまで周りにいる人やクローズされたSNSだけでのやりとりからオープンなSNSワールド(Twitter、Instagram、youtube,TikTok)が広がりさまざまな価値観で働いている人を身近に感じられるようになりました。
そうすることですでに自分の理想の生き方や働き方をしている人を見つけることができる機会が増えました。
色んな人と交流できる場が増えたということは、その中で自分の理想の人生に向かって行動し始めている人も増えてきているということです。
「副業=当たり前」の未来に備えて今からやっておくべきこと
これまで、「副業=当たり前」の未来がなぜ近づいてきているのかについて様々な観点からお話してきました。
副業の重要性もわかった。しかしやるからには頑張りたい。でも本業もしっかりこなしていきたいという素晴らしい意気込みをお持ちの方も多いと思います。
そこで!
本業も副業も共倒れしない、二兎追うものは二兎とも得る。
そのための方策をお伝えしていきます。
1:自分の使える時間を知る
副業を始めるには、副業のための時間を確保する必要があります。
そこで、自分が普段の生活で何に時間を使っているのかを把握することから始めましょう。本業以外の全ての時間を副業に費やす!と最初は意気込んでいても後から必ず失敗します。笑
実際、僕も副業としてライターをやるぞ!とやる気満々でどんどん書いていた時もありましたが、やってみると1記事書くのに最初は精一杯で深夜までかかりどっちも中途半端になってしまったことがありました。
なので、まずは1日朝起きてから夜寝るまで何をしているのかを記録してみてください。
これをやるとあれ、この時間何をしていたんだ?という空白の時間がたくさん出てきます。
おそらくYouTubeやネットサーフィンをしているのでしょう。笑
なんとなく使っている時間があることを知るのが成功への第一歩です。
全ての時間を意識的に使うことができるようになれば本業も副業も両方スキルアップさせることが可能になります。
空白の時間からリラックスタイムの時間をきっちり引いて残った時間が今あなたが副業に使える時間です。
目安として大体1日1時間〜2時間あれば最初は良いと思います。
2:どんな副業があるか調べる
日々の時間把握ができるようになったら、次はどんな副業があるのかを調べます。
クラウドワークスやココナラなど副業アプリに登録するのも良いと思いますし、無料副業診断サイトなどもありますので自分にあう副業を知るのにそちらを活用してみてください。
ちなみにクラウドワークスは、単価は低いですが初心者歓迎の依頼がたくさんあります。
最初の経験を積むには非常に良い環境が整っていると思います。
3:簡単なものから初めてみる
色んな副業をみて、興味のあるものや自分に合いそうなものを見つけたら簡単なものから応募してみましょう。
ライターなどであれば、文字の書き起こしなどでタイピング能力を磨いてみるのも良いと思いますし、自分の好きな分野で書けそうなものがあれば応募してみるのも良いと思います。
僕は最初、1000字ほどの健康に関するコラムを書きました。健康オタクというのと1000字であればすぐに書くことができるかなと思ったからです。
あとは、映画が好きだったので、映画のあらすじや上映日などをまとめる記事も応募して納品したことがあります。
4:副業のコミュニティに入る
副業仲間を作るのは、モチベーションアップにとても良いです。
ライタースキルを磨いていくんだ、と思ったら実際に書いた記事を添削してもらう方がスキルアップが早い。
また、色んな記事に触れていくことも大切です。
僕はWebライターやSEOを勉強するコミュニティに入っていて、メンバーが納品している記事をみて勉強させてもらったり、やる気がないなぁと思っている日があってもメンバーの更新をみて私も頑張らないと!と思えたり良い刺激ばかりもらっています。
1人で続けるのはやはり限界が来るときがあります。
仲間を見つけて切磋琢磨してスキルアップをしていきましょう。
まとめ:副業は自分の人生にとって当たり前の選択肢
今回は「副業=当たり前」という未来に備えて今からできることは何か。に焦点をあててお話してきました。
僕も副業を始める前は不安だらけでしたが、手探りながらも進んで行くことで徐々に自分の成長を実感することができました。
副業をすることで自己肯定感が上がり、自信がついたというのも副業を始めたことで得た財産だと思います。
副業って人生の一つの手段なんだと思ってます。本業があって家庭があって趣味があって、副業もある。
副業って当たり前だよね、って実際やってみたら思えるようになりますよ(^^)
この記事はここまでです。
サラリーマンに期待と絶望を繰り返しながら転職も3回経験。アラフォーから自分の実力一本で稼ぐのだ、と決意し未経験のWeb業界へ突入。転職という道は選ばず副業で。本業終わりにWeb制作スキルをスクールで身につけ、独力で営業開始。初月で月10万円の収益化。そこからマーケティングスキル、ライティングスキルも身につけスキルの多角化。スキルがあれば生活が安定することを実感。サラリーマンだけが仕事じゃない。サイト名の「セカンドスキル」とは本業以外の第2のスキルのこと。副業と両立することで得られるメリットはたくさんあります。やる気になったその日が開始日!副業をオススメする理由はこちらの記事で書いてます♪