・プログラミング講師になってどうライフスタイルに変化があったか
整骨院業界からプログラミング講師に転職しました
皆さん、仕事選びの基準って何ですか?
私は尊敬できる上司や仲間と働きたいという理由だけで、整骨院業界を選んでしまいました。
仕事選びを”人間関係”だけで選んでしまった事はありませんか?
- 「人の身体を治したい!」
という他者貢献意欲の高い仲間達と働くのは楽しいものの、朝8時に家を出て夜10時に帰る毎日。
晩ご飯はいつも日付が変わるギリギリの時間に食べていました。
おまけに仕事中は常に立ちっぱなしなので、足はむくみまくってパンパン。
休みの日は昼過ぎまで寝ないと体が持たない、というより起きる気力もない状態でした。
「このままの生活では結婚など絶対にできない・・・」
そう思い転職をしようと決意。
仕事終わりの限られた時間を全て転職活動に投資する事で、ワークライフバランスの取れやりがいもある「プログラミング講師」というキャリアチェンジに成功しました。
整骨院での働き方
最初に入社した会社は関西で9店舗の整骨院を運営する会社でした。
人間関係のいい会社ならば、どれだけ仕事が大変でも給料が安くても耐えられる、そう信じて私の社会人生活はスタートしました。
しかしながら私の淡い期待は一瞬で打ち砕かれたのでした。
ボーナスは無い、有給は風邪の時だけ、そして1番ショックを受けたのは、定時に上がってアフターファイブを満喫している友達よりも給料が少なかったことでした。
ボロボロになりながらも大好きな仲間に支えられながら仕事を続け、気がつけば4年の月日が流れていました。
前職をやめて新しい環境へ行くと決断した理由
社会人4年目の夏、1人の男性との出会いが私の考えを大きく変えることになりました。
その方とお付き合いするようになり、それまで結婚願望など一切なく「一生独身でもいい」と友人にも公言していましたが、結婚を意識するようになりました。
しかし、今の生活のままでは彼を支えていく事はできないし、子育ても不可能な状況でした。
- 「これからの人生の為に仕事を変えよう」
と、決断しました。
同じ業界では拘束時間は長いし、結婚に向けた貯金も十分にできない。
今まで整骨院業界のことしか知らなかったので、まずは業界研究から始めることにしました。
- 拘束時間が長すぎない
- 在宅ワークなど働き方の自由度が高い仕事がしたい
- 結婚・出産後も続けられるような個人スキルが身につく仕事がいい
このような条件を満たすのはWeb業界でした。
そして「TECH CAMP」というプログラミングスクールを運営する株式会社divのスクール講師の募集を発見したんです。
採用面接ではコミュニケーション能力が高く評価されたようです。講師は日々受講生対応をするので、明るくハキハキ話せる人かどうかを重視しているので採用の決め手はそこだったのかと思います。
プログラミング講師を選んだ理由
プログラミングスキルがあれば、結婚・出産後も時間の縛りがなく働くことができるし、場所を選ばずに自宅でも仕事をすることが出来ると考えました。
未経験からの応募OKではありましたが、整骨院で培ってきたコミュニケーション能力は講師という立場でも生かすことが出来るし、プログラミングも整骨院時代に保険や筋肉の知識を0から身に付けたので新しく身につけて出来る自信がありました。
正直言うと、株式会社divの求人を見つけるまでプログラミングが何だか全く知りませんでしたし、プログラミング講師ってどんな事をすればいいのか全くイメージが湧いていませんでした。
たまたま転職サイトの中から求人広告を見つけ、「ここだ!」と思いました。
「人生にサプライズを」こんな壮大なテーマを見て、”プログラミングというスキルを身につけて人生を豊かにしてもらう”という理念を掲げたdivという会社に惚れてしまったのです。
すぐにコーポレートサイトを熟読し、社員の皆さんの愛社精神の強さから、この会社に入れば私の人生も豊かに出来る気がしました。
転職するためにしたこと
数ある転職サイトの中から「en転職」のアプリを使って、株式会社divの求人を見つけました。
転職サイトは、リクナビ・マイナビ・doda・en転職・とらばーゆの大手5社を比較し、社員さんの口コミなどのリアルな企業評価が見れるen転職に決めました。
転職エージェントの相談は利用せずにアプリ1本で転職活動を進めた理由は、とにかく仕事が多忙でエージェントの対応時間外しかスマホが見れなかったからです。
プログラミング講師として働き始めて
朝から晩まで拘束される日々から見事脱出成功を果たし、プログラミング講師として全く新しいキャリアをスタートさせました。
コーチングなどの手法もしっかり学び、厳しい試験に合格した人だけが講師デビューを果たします。
教え方とプログラミングスキルの両輪がしっかりしている講師になるようしっかり指導されるということ。
受講生さんにはエラーなどわからない箇所を講師に質問する時に、以下のような質問シートを記入してもらうので答えだけを教える講師ではなく原因から対処法を一緒に考え実際の開発をする時に必要な論理的思考が養ってもらうことを念頭に置いています。
・自身で考えたエラーの原因
・自身で試みたエラー対処法
また素人が1から同じカリキュラムを勉強したからこそ、受講生さんのつまづくポイントにも共感できるので、受講生と近い目線で教えられるという強みがあります。
プログラミング講師になって良かったことは2つです。
1つはやりがい
受講生さんが今まで理解できなかった事が、自分の説明によって理解できた瞬間に、成長を実感し喜びを感じます。
もう1つはワークライフバランス
朝はゆっくり10時に出社して19時ピッタリに退社して週2回は在宅ワークが可能なので、仕事前に掃除をしたり帰宅後に自炊をする余裕まで生まれました。
会社は副業OKなので、余裕がある時はプログラマー兼ライターとして、クラウドソーシングで案件をこなして個人スキルを磨いています。
将来的には、子育てをしながらフリーランスで仕事が続けられるように、日々勉強中です。
仕事を選ぶ基準の理想と現実
最後に、仕事選びは人間関係が重要ですが、男女問わず将来を見据えたワークライフバランスも重要です。
たとえ人間関係が良好な職場でも、体がボロボロになるまで働いてしまっては自分の人生は豊かに出来ないことが判明しました。
Web業界は働き方が多種多様で、感染症が流行して外出自粛が続いているこのご時世でも仕事が続けられます。
個人スキルを身につけて、自由な働き方を実現されたい方にはWeb業界への転職をオススメします。
ユズトからのコメント
ユズトです。プログラミングスクールの講師になる、という選択もあるとは今世の中はプログラミングブームなんだな、と実感します。
現役バリバリプログラマーが必ずしも教え上手ではないです。僕はオンラインスクール受講経験もあるのでよくわかります。教えるのとできるのは違う。
納期を考えたりクライアントと打ち合わせしたり、という仕事とは全く異なる仕事もWeb業界にはあります。
こんな選択もあるんだな、と思ってもらえたら幸いです。
この記事はここまでです。