・副業したくて勉強始めたけど1ヶ月経ってもなんか進まない。
・一つ教材終わらせたけどそこからどうしたらいいかよく分からないからやめてしまった。
・毎日机に向かうことができない。
- 成果が出るまでモチベーションをキープしながら行動し続ける方法がわかる。
実際に僕が知識0から会社員を継続してWeb制作副業で収益を出すまで試行錯誤した行動を元に記事を作成していますので参考になれば幸いです。
副業でモチベーションをキープして成果を出す方法
今の生活にプラスアルファを、将来のための積み上げを、と考えて副業を考えるんだと思います。時間切り売りの労働バイトはここでは除外します。
副業って
- スキルを身につけて高単価で収益を上げる
- 資産型収益を上げる(ブログやyoutubeなど)
のどちらかだと僕は定義します。本業の後で普通の時間労働バイトは効率悪いかな、と。限られた時間で満足できる成果を出す、それが僕の定義する副業。
- 1:「目的」と「目標」を決めて「手段」を「タスク化」する
- 2:環境を整えてルーティン化する
- 3:現状と目標の差を計測する
この3点で成果を出せます。
1:「目的」と「目標」を決めて「手段」を「タスク化」する
目的と目標の違いは
- 目的:最終的な到達点、達成すると心地よい状態(抽象的なことでいい)
- 目標:目的を達成するための数値化できる手段(具体的な内容にする)
こんなイメージです。
副業やるぞ、と言って自分の限られた時間を使うわけです。何でやらんといけんの?という根本的な問いに明確に答えられないとちょっとつまずいたとき、くじけてしまいます。モチベーションの源泉である「目的」は大事。
「目的」を決める
「目的」は
- 収入を増やして贅沢な旅行に行きたい、車を買いたい、家買う資金が欲しい
- 収入を多角化して本業のストレスを軽減させたい、本業だけという息苦しさから解放されたい
など自分が心から今の環境を変えたい、成し遂げたい、と強くイメージできることにします。このイメージが強ければ強いほど挫けそうになっても立ち上がれます。こんな状態になっていると嬉しいな、と抽象的なもので大丈夫です。
「目標」を決める
「目標」は目的の状態になるために具体的に数値化した指標です。例えば
- 副業で月10万円〜20万円稼ぐ
を「目標」とします。これを達成できたら「目的」の状態になれる、ということ。
「手段」を考える
つぎに目標を達成するための「手段」を考えます。
「現状」を振り返り「目標」を達成するためにはどうしたらいいか。
「現状」と「目標」のギャップを埋めるためにどういう「手段」があるのかを考えます。この記事での「手段」は「Web制作スキルを身につける」にします。
「タスク化」する
次に「手段」を「タスク化」します。タスク化をするには
結果、
- Web制作会社2、3社から継続して一本5万円のコーディング案件を受注する
- コーディングスキルを証明する実績を作る
- 実績を作れるスキルを身につける
- スキルを身につける手段として「独学」「スクール」を選択する
- 期日を決めて今月何をやるか決める
という感じで具体的にやることを決めていきます。
副業で大切なポイントは
- 収益を上げる方法がイメージできるか
です。学習方法なんてのは本だったり学習サイトだったり色々あります。一番問題は営業方法です。営業できるレベルまで自分がスキルを高めることができるのか、営業方法は想定できているのか。
タスクに落とせればやるだけ。次の「ルーティン化」に繋がります。
2:環境を整えてルーティン化する
タスクにおとせたら次は実行。できている人がいるなら自分もできるはず。ならばその道を進んでやろうじゃないか!という気概。
ここで大切なことは「継続できる環境づくり」です。やるだけですよ、と言ってできたらみんな苦労はしません。ダイエットだって筋トレだって「やるだけですよ」と言われてできている人はどれくらいいるでしょうか。
環境を整える
まず途中でやめてしまう、諦めてしまうであろう要因を列挙します。
ここは受験勉強した経験がある人であればそれも思い出して現状とミックスして書き出しましょう。僕はそうしました。
(これは人によるのでご自身の要因を列挙してください)
・分からないことを解決する方法が分からず次に進めない
・成果が出るまで時間がかかるのでモチベーションが続かない
・目的が曖昧になってきて普段の生活に戻ってしまう
・なんか気が乗らないから気分転換をしよう、となり遊んでしまう
・やらなきゃいけないと分かりつつテレビやyoutubeを見てしまう
・残業で時間がなくなる
で、諦めてしまう要因を潰すための方策を考えましょう。以下は例です。
- 分からない時に質問できるサイトや人をおさえておく
- 進捗を共有できる仲間を探す
- 成果を出すポイントを決めておく、ここまで学習したら一度営業するポイントを決める
- SNSで自分がやっていることを発信してやらないといけない状態にする
- 朝早起きしてタスクをこなすことを習慣化する
- オンラインサロンに入ってみる
- ストアカ、ココナラなどで講師をしてくれる人を探す
- スクールに通う
- 会社帰りに必ず集中できるカフェに行ってパソコンを開く
- コワーキングスペースを見つけて月間契約を結ぶ
- 残業をなくすことができるかめちゃくちゃ考える
僕は
- スクールに通う
- 会社帰りに必ず集中できるカフェに行ってパソコンを開く
- 残業をなくすことができるかめちゃくちゃ考える
という方法を取りました。
自宅では誘惑多すぎ、youtube見てしまう己の弱さを克服できない、と思い集中できる環境を用意してやり切る、ということを決めました。環境を用意したら毎日その環境にいくという決断をする。
「スクール」に通う、という選択は環境に投資するという考え方です。ダイエットしたいからライザップに通うということと同じ。副業はスクール費用が後で回収できます。回収するまでやめないという気持ち。
「カフェ」に行くと集中できると気がつきました。適度な雑音があって人がいた方が集中できる。
「残業はなくせるのか」、という命題にトライする。根回し、タスク化、全体スケジュールの把握、進捗管理、会議の効率化、デスク周りの整理、などなど考えれば時短方法はでてきます。やり切ってそれでも時間が生まれないか考える。結果時間は生まれることに気づく。
ルーティン化させる
毎日何時からどこで何をやるか、を決めておく。あれもこれも考えて消耗するのではなくて何も考えず習慣化できるようにして淡々とタスクをこなしていく、やる気がない日もその環境にとりあえず行くことは決めておく、それが「ルーティン化」。それを積み上げたら「目標」に近づきます。
3:現状と目標の差を計測する
これでタスクをこなせる「環境」が用意できました。これでただ「目標」達成できるまで愚直に進めていく、ということ。
ですが「振り返り」もしないと現状と目標までの方策がずれていると時間ばかりかけて気がついたら成果でない、ということにもなりかねません。
一つのタスクが終わったときに
- どれくらい時間がかかったか
- 目標まであと何をやる必要があるのか
- 今のペースで問題ないか、あとどれくらいの時間がかかりそうか
- 学習漏れがないか、漏れがあっても先に進めた方が今はいいと判断するか
と振り返ります。
ここで「目標」に意味が出てきます。
例えば「目標」を達成するための「手段」が「Webサイトの実績を作る」ことにしたとして「タスク」を「コーディング学習」としましょう。
Webサイトがとりあえず作れればいいのだから最低限学習すべき知識と補足的な知識とがなんとなくわかるはず。細かく学習を続けていたら余計な知識まで学習し続けることになります。成果を出すことが1番のモチベーションになるので余計な学習までしてしまうと成果が出るまで時間がかかってしまいます。
木を見て森を見ず状態
これを避けるために振り返りは必要です。毎日振り返ってたら逆にタスクが進まないので週1回とか月1回とか決めておくと色々考えすぎずいいです。
副業をやめようと思ったポイントと克服した方法
とはいえ僕も何度も挫けそうになっています。副業って整備された道がないです。なのでエスカレーター式に誰かが何処かまで連れて行ってくれる、なんてことはありません。自分次第!
どこで諦めかけたか、それをどう克服したかを書いてみます。
独学して行き詰まったとき
僕はWeb制作で収益をあげよう、と思いまずは独学しました。独学って自分でカリキュラムを選んでコツコツやるわけです。HTMLとは何か、から始めました。分からないところが分からない状態で始めるわけです。これどういうことだ?うまくいかない、ということはよくありました。もしプログラミングとかやろうと思ったらなおさらです。このレイアウトが再現できない、というちょっとしたことに半日とか使ったら萎えます。やめたくなります。
どう克服するか
スクール行って講師に教えてもらうのが早いです。けどもお金かけても続けられるか分からん、という人は独学で進めることになります。その場合、分からないところはバッサリ飛ばして進めていくのがいいです。木を見て森を見ずはダメだぞ、と唱えましょう。ただ気になる人は「質問サイト」を使うのも手段です。
①スクールに通う、個人講師に習う(ストアカで見つけるなど)など直接プロに聞くと秒で解決すること多数。(知り合いに詳しい人がいて聞けるならいいけどもお金を払わず聞き続けるというのも難しいかも)
②「質問サイト」を活用(Qiitaとか)する。
③とにかく分かりやすい本や学習サイト、教材を探す
④分からないところは飛ばして大枠だけできるようになるまで進めてしまう
⑤とにかくググりまくる
本業以外の時間捻出
本業で残業があったらその日勉強にあてる時間がなくなる、飲み会あったらその日勉強できなくなる、土日用事ができたらその日勉強できなくなる。時間がない問題。
どう克服するか
本業を超効率化して残業をなくす努力、飲み会や遊びの予定を極力減らす、など本業以外の時間は全て学習にあてる、という意志を持つこと。週何時間くらい空けておけばいいか、ではなく本業以外は全ての時間学習するという意志。
それでも急な残業、断れない飲み会、どうしても行かねばならない予定などなど時間を取られることは普通に出てきます。
その上でテレビも見ようか、ちょっと息抜きで土日のどっちかは遊びの日にしようか、なんてことになると時間なくなります。この1年は踏ん張る、だから時間全て学習に使う、そういう気持ちが大切。
集中力が続かない
気がついたらyoutube見てる、ちょっと休憩がクセになる、などなど集中しようと思っても散漫になりがち。そんなとき今後も続かないのではと懐疑的になる。
どう克服するか
①カフェに行く(僕はスタバでした)。程よく騒がしく集中できます。
②スクールの自習室に行く。講師常駐型スクールだと安心です。
③コワーキングスペースを活用する。
④よく寝る。寝不足はNG。
⑤体力をつける。僕は筋トレ始めました。ずっと勉強や副業に時間をあてるよりも体力をつけると集中力が増します。筋トレ時間がリフレッシュタイムにもなります。筋トレをする時間も副業時間としてとらえる感覚。
学習後の営業方法がよく分からない
Web制作の場合、スクール受講後どうしたらいいか分からなくなる。スクールのサポートで副業サポートなんてものは無いです。(就職転職サポートはありますけども。)
スクール受講中講師に色々聞いてみたものの初心者がWeb制作会社勤務せずいきなり副業で仕事を取る、ということに適切な回答をくれた人はいませんでした。だいたいWeb黎明期からはじめて顧客がついていて紹介でつなげている、勤務していた時のつながりで紹介されて仕事にしている、ともう紹介で仕事をしているフリーランスばかり。飲み屋で探す、という人もいましたけど初心者には難しいです。
どう克服するか
営業方法を教えてくれる人を探す。Web制作であれば僕のブログ記事を参考にしてもらってもいいし誰かが発信している営業方法を参考にする。営業方法が不明な副業は収益化までの道すじが立てられないということ。最初に収益化がイメージできる副業を選びましょう。
Web制作については営業方法について下の記事で書きました。
ユズト 一通りWeb制作を勉強した後、営業して副業としてWeb制作案件を受注できました。 ・Web制作案件を受注する方法はどんな方法があるの? ・副業でどうやって案件獲得するの? […]
モチベーションが続かない
目的がボンヤリしてくる時があります。なんのためにこれやってるんだっけ?状態。ダラダラして進まない状態。
どう克服するか
①自分が理想とする状態をかなえている人のブログやyoutubeを見る。そしてイメージを高める。近場に理想とする人がいれば話しにいけばいいですけどもそうそういないはず。イメージ高めましょう。
②仲間を作る。僕はスクールに通うことで同期という仲間を作りました。境遇が同じになるので情報共有できますからね。Twitterとかで学習状況発信して継続モチベーション高めている人もいますね。誰かに自分の状況を発信すればモチベーションとなります。
③メンターを利用してみる。「MENTA」というサービスがあります。プログラミング系副業をするのであれば活用の検討もあり。メンターと呼ばれる講師が伴走役になってくれます。有料です。
④実績を無料でいいから作ってみる。Web制作の場合ですけども、誰か無料でいいからWebサイト欲しい人作るよ、ということを言ってみて実際作ってみる。実績にもなるし何より作りきるモチベーションになる。
⑤一番は、成果を出す。1万円でもいいから成果を出すこと。成果が出れば続けられる。
まとめ:諦めたらそこで試合終了です
もう一度まとめると
- 1:目的と目標を決める
- 2:環境を整えてルーティン化する
- 3:現状と目標の差を計測する
です。
成果を出すまでやめない、ということなんですけどもやめてしまう理由って
ということなんだと思います。
なので成果を早くだすことが成功体験になるので学習プランとともに収益化プランも考えておく。ここまできたら営業して収益化する、とざっくり決めておく。収益化できたらモチベーション爆上がりです。
諦めたらそこで試合終了です、という意味は、絶望感を持ってしまう、ということなのかなと。
絶望感って何かというと、無理だな、と思ってしまうということ。正しいやり方で続ければ成果はどこかででます。無理だな、と思った理由を深掘りしてみましょう。