・全く別の業界にいるけども、Web業界に転職してみたいなぁ
・別の業界からWeb業界に転職した人ってどうやって活動したんだろうか
・Webデザインスクールに通って転職先本当に見つかるの?
- Webデザインスクール受講後Web業界に未経験転職成功した人の実例からWeb業界への転職方法が分かる
実際にWeb業界に転職した男女の実体験を聞いて記事を作成していますので参考になれば幸いです。
Web業界に未経験転職は可能
- 20代、30代前半で未経験Web業界への転職は十分可能
と最初にお伝えします。
Webデザインスクール「デジハリ×LIG」に僕は40歳になって半年間通いました。(僕が通った理由は、副業スキルを身につけるためとWeb業界に人脈を作るため)
そこで、仲良くしてくれる同期ができました。その同期(2名男女)はどちらも20代後半Web業界未経験でWeb制作会社に「Webディレクター職」として転職していきました。
また「デジハリ×LIG」では、公務員からWebディレクターに転職した人や
公務員からWebディレクターに転職って大きい変化だなぁ、そんなキャリアチェンジのサポートをしているスクールなんだなぁ、と再認識🤗💫 #デジLIG
卒業生インタビュー【デジタルハリウッドSTUDIO by LIG】 https://t.co/a7rbFsVwo9
— まこりーぬ / LIGマーケター (@makosaito214) January 16, 2020
ネイリストからWebデザイナーに転職した人や
お二人の洋服と雰囲気が似てて、プライベートでも仲良いの納得...😇
ネイリストからWebデザイナーに転職!デジタルハリウッドSTUDIO by LIG卒業生・赤石さんにインタビュー! https://t.co/vEvuX7OcGe— ありさん🐜 | LIG Designer (@LigArisan) February 12, 2020
他業界からWebデザイナーに転職した男性
【New】
働きながらスクールに通うって難しい……。今回は、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGを卒業して、デザイナーとして転職を成功させた青山さんに、働きながらスクールに通い続けるコツや、転職成功の秘訣をインタビューしてみました!https://t.co/4jKg2DO4QO— 株式会社LIG 公式アカウント (@LIG_J) July 4, 2019
などなど新卒でなくとも他業界で働いていたWeb業界未経験者がWeb業界への転職しています。
Webデザインスクール「デジハリ×LIG」に通っている受講生は20代後半から30代前半の方が多かったです。つまりは社会人経験してみたけどもWeb業界の働き方や仕事内容に興味を持ち転職をしたい、そして結果転職した、という人は数多いる、ということ。
この記事ではWebデザインスクール「デジハリ×LIG」卒後、無事転職成功した男女2名の同期に未経験転職したことについて色々聞いてみた内容を整理してみました。
同期の名前を「Web男くん(同期男子ほぼ30歳)」と「Web美ちゃん(同期女子20代後半)」としてこの記事は書いていきます。
Web業界に未経験転職を成功させる方法
転職成功したWebデザインスクール同期の話しを整理すると
- Webサイト制作スキル(企画、設計、デザイン、コーディングなど)を学習する
- 学習手段としてWebデザインスクールに通う
- スクールで出会った人脈、スクールのコンテストなどを活用して転職活動をする
- スクールの人脈を利用しない場合は「転職エージェント」を活用する
- Webデザインを学習している実績(スクールに通っている、制作物を見せる等)をアピールし評価してもらう
以上がおおまかな流れです。
まずは勉強して仕事の基本となるWebサイト制作方法を一通りできるようになる。
制作した成果物や学習していることをアピールして転職活動する。
自分が何を目標にしていてそのためにどのような行動(学習)をしているか、を転職先の面接官に伝えられるかです。
転職成功同期への「転職活動のやり方」インタビュー
※クリエイターズオーディションとは→デジハリ主催のジョブマッチングイベント。デジハリ卒業生で制作物が優秀と選抜された人だけが参加できる。Web制作会社50社位の前で自分の制作物をプレゼンして気に入ってくれたWeb制作会社が名刺交換しに来てくれる、という場。
→【参考LIGブログ】クリエイターと企業の架け橋に!デジタルハリウッドが主催するジョブマッチングイベント『STUDIOクリエイターズオーディション』をご紹介します



転職成功同期への「転職するために必要なスキルとは」インタビュー
Web業界の事業内容、職種、会社規模、働き方
Webデザインスクールの同期は「Webディレクター職」として「Web制作会社」に転職しました。どのような会社にどういう職種として働きたいか、をまず転職するには考える必要があります。
Web業界の事業内容
Web業界と言っても会社の事業内容として大きく2パターンあります。
- 1:お客さんのためにWebサイトを作る→Web制作会社で働く
- 2:自社のためにWebサイト運営をする→事業会社でWeb責任者、担当者として働く
どちらの企業で働くか、を考える必要があります。
1:Web制作会社で働く
クライアントにWebサイトを作って納品する企業。お客さんのためにWebサイトを作るということ。
Webサイトを作って欲しい、Webサイトで売り上げをあげたい、という要望を持っている企業からWebサイト制作案件を受注し制作して納品する会社です。
同期2名はまずはこの「Web制作会社」に転職しました。そこで「Webディレクター」としてWebディレクションスキルやデザインスキルを向上させています。Web制作会社には様々なプロフェッショナル(「Webデザイナー」「コーダー」「プログラマー」など)が在籍し役割分担をしながら仕事を進めるので職種の専門性が高まります。色々なWebサイトを制作する案件を経験できます。
Webサイトを0から作る案件、リニューアル案件など企画から制作する過程を経験できます。
制作会社での「Webディレクター」という仕事はワイヤーフレームを作ってユーザビリティの高いサイト設計を提案したり、社内のデザイナー・プログラマーに必要な情報を提供し顧客の要望を満たすサイト設計を考えたり、という仕事です。
社員数が多い会社だと専門分野で区切られていることが多く、Webデザイナーはデザインだけ、コーダーはコーディングだけ、という切り分けがはっきりしています。
逆に社員数が少ないと業務内容の境目が不明確であったり色々しないといけないことが多かったりしますが将来独立したい、という人であれば営業から企画設計、制作と一連の流れを経験できる機会にも恵まれる可能性が高く独立のための経験になる、ということ。
2:事業会社でWeb責任者、担当者として働く
自社のためにWebサイト運営をする、ということ。自社のWebサイトを改善し「売り上げアップ」「アクセス数アップによる認知度向上」「Webからの問い合わせ率アップ」など様々なことを考えディレクションしていく、という立場として働くということ。
企業がWebサイトを運営する目的にそってサイトの分析改善をしていく立場になります。マーケティングの知識も求められてきます。よって自社サイトの目的を達成するためのマーケティング、ディレクションスキルが向上するということ。Webサイトを成長させていくことに関与できます。
また「ユーザー」の声が聞けるというメリットあり。制作会社だとお客さんが事業会社になるのでエンドユーザーには接点なしです。
中小企業だと総務事務の片手間でWebサイト管理をしている、ということが多いためWebサイト管理部署が専門である企業だとそれなりの大きさの企業もしくは売上をWeb経由であげている企業などになります。
Web業界の職種
- Webディレクター
- Webデザイナー
- コーダー
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- Webプログラマー
- アカウントプランナー(営業)
- Webマーケター
と様々な専門家で仕事が成り立っています。Webデザインスクールを卒業すると「Webデザイナー」になるのか、というとそうでもなく「Webディレクター」になる人も多いです。
「Webデザイナー」はユーザビリティの高いデザイン設計制作、カッコいい今どきのサイト制作などデザインの専門性を高めていきます。
それに対し「Webディレクター」はお客さんの要望を的確にヒアリングしサイト設計をして提案、社内の専門家を取りまとめ進捗管理・工数管理をしてサイト納品までしていきます。
未経験からWeb業界へ転職できるかというと20代、30代前半であればどの職種でも可能。それぞれの専門性のベースとなる基礎学習をスクールや独学で研鑽し実績を作って転職活動でアピールする。
会社規模
Web制作会社は、個人事業主から100名を超える社員を抱える企業まで様々です。個人でもできるので社員数少なめの会社が多いです。100名を超える会社はWeb制作系としては大きな企業になります。
同期2名は20名以下、50名程度のWeb制作会社に転職しました。
- Web制作会社勤務:数人規模から100名以上
- 広告代理店勤務:数人規模から100名以上
- 事業会社勤務:業態業種問わず、Webサイト管理設計運営を内製化できている企業
Web制作会社と事業会社の違いは次の見出しの「Web業界でのキャリアプラン」で書きます。
転職成功同期への「会社での働き方」インタビュー
インターンも採用していますけど正社員の人が多いですね。あとはフリーランス個人事業主として働いている人が契約で勤務してたり、元々バイトから入社した人がいまではエンジニアで正社員してたり。副業ももちろんオッケーな会社なんで働き方の自由度は高いですね。
Web業界でのキャリアプラン
ではずっとその会社で働き続けるの?と聞くと2名ともプランがある、ということでした。
Web男くんのキャリアプランは、
- 地方に移住しそこで活動したい
Web美ちゃんのキャリアプランは、
- インハウスWebディレクター(事業会社のWeb専門家)になりたい
というもの。
Web業界の働き方として先ほど紹介した内容もふまえて
- Web制作会社で働く
- 事業会社でWeb責任者、担当者として働く
- 個人事業主として働く
という選択肢があります。
「個人事業主として働く」を将来の選択肢に考える方もいると思います。実践をつむ、現場の技術やツールを学ぶという意味でも一度就職した方がいいと思いますがその後のキャリアとして考えられます。
自分が社長になる、ということ。働き方として一人だけで働くなら個人事業主だし誰かを雇えば会社になります。制作会社、事業会社で働いてきた経験人脈を活かし事業展開したり、紹介の連鎖で仕事を受注したり、個人事業主のチームを組んで大きな仕事を受注したり、と働き方は様々。やり方次第で地方で働きたい、地元に戻りたい、ということにも対応できる働き方が可能。
転職成功同期への「キャリアプラン」インタビュー
Web業界に転職後学習していること
未経験転職を成功させても中途入社という立場からの自己研鑽は必要です。手取り足取り0から色々教えてもらえる、という会社もあるでしょうが少数精鋭の会社も多い業界です。現場に合わせて将来のキャリアプランに合わせて勉強することは非常に大切なことです。
スクールでは学習しない「Git(バージョン管理システム)」や「AdobeXD」は普通に現場では使われているということ。現場に出てから学ぶことの方が多数。自分から情報を取りに行く、自分に不足している知識を勉強する、ということが必要です。
転職成功同期への「転職後に勉強していること」インタビュー

Webディレクションの新標準ルール
Webディレクションの新・標準ルール システム開発編
Web業界に他業界から未経験転職を考えた理由
この記事を読んでいる方はWeb業界に何か魅力を感じて転職したい、と思っているのではないでしょうか。
- モノづくりをしたい
- 自由な働き方をしたい
- 地方で働きたい
- 専門性を身につけれる仕事がしたい
- Web業界に将来性を感じる、Web業界の仕事に興味が出てきた
転職成功同期への「Web業界に未経験転職を考えた理由」インタビュー
転職のためにWebデザインスクールに通う意味と必要性
未経験転職を成功させるためには「スクール」に通うことのメリットを同期の話と僕の実体験からお伝えします。
転職のためにスクールに通うメリット
スクールに通うと
- わざわざ費用と時間かけて通っていることが客観的に勉強していることのアピールになる
- 実際成果物が作れるので実績アピールができる
- 一通りの制作の流れを経験させてくれるカリキュラムがあればそれで実際の仕事の流れが理解できる
- スクールのスタッフに転職相談ができる
- 転職時に必要なポートフォリオ制作などの講義があったりする
- スクールのサポートで転職がスムーズにいったり転職のきっかけとなる出会いが生まれる
- スクールで出会った人脈で転職ができることがある
というメリットがあります。
転職活動をスクールに通わず自力でする方法
スクールに通わない、自力で転職先を探す、とすれば以下の方法で進めていくことが考えられます。
- 自分で成果物を作ってポートフォリオサイトを作る
- 転職エージェントを活用する
- Web制作会社のWebサイト採用ページから問い合わせをする
- 勉強会で知り合いを作って採用募集している会社情報を得る
- SNSで実績を発信して転職の機会を得る
まずは「実績をアピールできる制作物」が必要。何もアピールできるものがなければ口だけなのか?と思われてしまいます。
そして自分から転職の機会をいろいろな方法で取りに行く。Web業界は労働時間が長かったりブラック気味な会社もあるので慎重に調べていくことをオススメします。
スクールは必要なカリキュラムを用意してくれて色々情報を仕入れることができる環境が身近にある場所ということ。それがメリットです。
転職成功同期への「スクールに通うことを決めた理由」インタビュー
転職成功同期への「スクールのメリット」インタビュー
転職成功同期への「スクール選びのポイント」インタビュー
Web業界への未経験転職方法を整理します
未経験転職の流れ
- 1:転職したい職種に必要なスキルを証明できる「実績」をつくる
- 2:人脈を作って転職先を紹介してもらう、直接Web制作会社の採用ページから応募してみる
- 3:スクールに通っているならそこで転職支援を受ける、転職先を紹介してもらう
- 4:転職エージェントを活用する
実績を証明できればWebデザインスクールに通っていなくても評価はされます。自分の目的となる職種につくためにどのような努力を実際して具体的にスキルをどうやって身につけているのかを証明できればいいということ。スクールに通っていればカリキュラムもしっかりしているし客観的に証明しやすい、ということもあります。
おすすめ転職エージェント
転職エージェントについては、自分からどんどん登録して活用していきます。
エージェントを活用するメリットは
- 自分が知らない優良会社を紹介してもらえる可能性がある
- 数多く紹介してもらえる
- 自分の考え方将来やりたいことを考慮してもらって紹介してくれる
- 相談相手になってもらえる
- 面接練習もしてくれる場合がある
具体的なおすすめ転職エージェント会社は以下の通り。
色々な会社をたくさん紹介してもらいたい、比較的大きな会社で働きたい、どんな会社があるか見てみたい。そんなときは
紹介数は少なめだけども会社セレクトがいい。そんなときは
スクールに通うかどうか
Webデザインスクールに通っているかどうかは面接で聞かれることはあれどスクール名まで問われることはないということ。なのでスクールを活用するのであれば自分に合った通いやすいスクールを選んでみてください。
僕が受講したスクールとスクールの選び方を記事にしましたので参考まで。
まとめ:Web業界への未経験転職活動を成功させる秘訣は「人脈」と「実績」
Web業界未経験から転職するというのは年齢的に20代後半から30代前半という方が多いというのは実感しています。Webデザインスクールにその年代が多かったから。
ポテンシャル採用だ!と言ってもヤル気があるのか、どこまでやれるのか、が未知数な人を採用する会社も少ないと思います。やっぱりここまでできるんだぞ、という証明となる実績があれば面接の時にそれを作るまでの過程や考えを伝えられ、だからこのサイトを作れたんだ、と自信を持ってアピールできるということ。ポートフォリオ必須。
あとは転職先である会社と出会うのも縁です。ただ、その縁を引き寄せるためにいろいろな人から情報を仕入れる、または紹介してもらう、スクールで選抜されてオーディションに参加する、など手段は色々あります。Web業界にいない人はWebデザインスクールに通って業界の人と出会う、というのは意味があることです。Web業界で働いていなければ人脈作れないですしね。
ただ、このブログではWebデザインスクールをオススメするわけではなく、実績がまずは必要ですよ、ということを言いたいです。
近くにスクールがない、お金がそこまで出せない、という理由がある人でも独学やオンラインスクールを活用して実績となる制作物を作ることはできます。クラウドソーシングやWeb制作会社への営業をしてリアルな実績も作れます。実績をポートフォリオにまとめて転職活動すればOK。実績を作る過程で経験したこと、覚えたスキル、サイトの目的・ユーザビリティなどが話せて自分のやりたいことを伝える、ということ。
Webデザインスクールに通うと人脈作りができて企画からWebサイトを制作できるサポートが受けられるということ。なので、Webデザインスクールを検討している人は、
- 実績となる制作物がどこまでのレベルまで作れるのかを卒業生の制作物から判断したり、カリキュラム内容をしっかり確認する
- 人脈となる講師の経歴(現役クリエイターかどうかなど)、同期はできるのか、業界の人との交流はあるのか、を確認する
といいですね。
最後に余談ですが、僕が【ストアカ】を使ってフリーのプログラマーの方にWordPressの奥深いところを聞いていたときに言われたことなんですが
- 一時的に収入落ちたとしてもWeb業界に転職してスキル磨くというのもありですよ
と言われました。なるほど、そんな考えもあったか、と思いました。その人の知り合いは個人事業者が多いということでHTMLとCSSしかできないけどディレクションメインで年収1000万超えている人もいる、ということ。ディレクションだけで!?そんなことあんの?と思いました。もちろんそんな人ばかりではないことは分かってますがそんな実績がある人がいるという驚き。そのフリーのプログラマー講師の方はプログラミングが好きということでスキルを磨くことに重きを置いているということでした。見た目30代の人だったと思うけどももっと若いかもしれません。Web業界って普通の業界とは違うわ、、と思った次第です。
この記事はここまでです。
サラリーマンに期待と絶望を繰り返しながら転職も3回経験。アラフォーから自分の実力一本で稼ぐのだ、と決意し未経験のWeb業界へ突入。転職という道は選ばず副業で。本業終わりにWeb制作スキルをスクールで身につけ、独力で営業開始。初月で月10万円の収益化。そこからマーケティングスキル、ライティングスキルも身につけスキルの多角化。スキルがあれば生活が安定することを実感。サラリーマンだけが仕事じゃない。サイト名の「セカンドスキル」とは本業以外の第2のスキルのこと。副業と両立することで得られるメリットはたくさんあります。やる気になったその日が開始日!副業をオススメする理由はこちらの記事で書いてます♪