この記事に書いてあること
ユズト
やりたい!続けよう!と思ったことが続けられないってよくありますよね。そんなお悩みに対する記事を書いてみました。
『本業は普通の事務職サラリーマン。アラフォーから副業開始し月10万円以上の収益化を継続。副業収益化の方法や副業継続の秘訣を語ってます』
「人生をよくしようと計画を立てても、3日坊主で終わってしまう・・・」
その気持ち、わかります。僕もそうでした。
というか、僕はもっとひどかった。3日続けばいい方でしたから。
3日坊主先輩を常に見上げる1日小僧のポジションでした。
計画を立てた時は、あんなにやる気に満ち溢れていたのになぜ・・・。
そんな僕も、今では立てた計画を成し遂げる事ができる様になりました。
きっかけは、物事を継続するコツを知ったからです。
そう、物事を継続するにはコツがあり、実行する事で「物事を継続できる」というスキルを身に着けることができます。
「英語が喋れる」「プログラミングができる」「イタリア料理が作れる」
それらのスキルと同じように「物事を継続できる」事もスキルの1つなのです。
この記事では「物事を継続できる」スキルを身に着けるためのコツを解説していきます。
物事を継続できるコツとは
物事を継続できるようになるには
「知識」と「仕組み」この2つを正しく理解する事が重要。
まずは「知識」から解説します。
物事を継続するための知識
継続したい物事に対して計画を立て、いざ実行しようとしても続かない。
その原因は「やる気」を基準にしているからです。
まずは「やる気」という概念を頭から消し去るわけです。
「やる気を無視したら何事も続かないんじゃないの?」
そんな声が聞こえてきそうですが「やる気」を無視するには理由があります。
「やる気」はコントロールできないからです。
なぜやる気はコントロールできないのか。
その原因は脳の機能にあります。
人の感情を表す言葉に「喜怒哀楽」というものがありますよね。
たとえば嬉しい事があったり、腹が立つ事があったりして
「喜」や「怒」が何日間もずーっと続くことはないでしょう。
これは脳が体の安全のために行っている措置で、極端な感情に偏ったままだと心も体も危険だからです。
脳は必ず感情を「中央値」に戻します。
逆に「1週間前のめちゃくちゃ腹が立った時と同じぐらい、今から怒ってみよう」と思いたち実行してみても
ある程度は「思い出し怒り」ができるかもしれませんが
コントロール出来るほどではないですよね。
この「中央値に戻るシステム」ですが、実は「やる気」に対しても
行われているのです。
たとえば「英語を勉強するぞ!お!この教材よさそうだな!」と思いたち
教材を注文しました。この時点が「やる気マックス」です。
何日かたって、教材が到着しました。
「よし!やるぞ!」となるかというと
教材を開封もせず、1週間経過・・・というのは珍しくない事例です。
この状況を「やる気がでない・・・」と人は言いますが
これは「中央値に戻るシステム」の働きであり、誰にでも起こる事。
英語の教材を始めようと思えないのは「やる気がでない」からではなく
注文した時は「やる気がありすぎた」からなのです。
では「やる気がありすぎた」状態に意識的に戻れるかというと難しいのはご存じでしょう。
これが「やる気はコントロールできない」理由です。
物事を継続する上で必要な知識は「やる気を基準にしてはいけない」という事。
では何を基準にするかというと「仕組み」です。
物事を継続するための仕組み
人の脳は偏った感情を必ず中央値に戻すと解説しました。
つまり、人は感情が中央値にあるのが自然だという事です。
「物事を継続するための仕組み」とは
「感情が中央値でも、継続したい物事を実行できる仕組み」とも言えます。
感情が中央値にある自然な状態で、今までやっていなかった行動を取るのですから
その行動は限りなくハードルが低くないといけません。
行動をとる時に「よし、やるか」と気合を入れないとできない内容では
続いても長くて1週間ぐらいでしょう。
気合が必要な時点で感情が中央値から動いている=不自然だからです。
まずは継続したい物事を細分化して、極限までハードルを下げる事。
ゲームで言えばレベル1。敵はスライム。しかも1匹です。
では「極限までハードルを下げた行動」とはどのような行動かと言うと
- 英語の教材なら、教材を開く。
- 日記なら、日付を書く。
- 糖質制限ダイエットなら、一食だけごはんやパンを半分にする。
人に知られたら笑われるぐらいレベルが低い方がいいです。
そのぐらい低くてもいいので、とにかく毎日行動します。
重要なのは行動の質より、継続できるかどうか。
なぜなら、後述しますが質は後からついてくるからです。
ちなみに僕は現在ブログを1年半以上継続(途中他の副業をしたりブログを休んだりはしてますけども)しており
文字数は3000文字前後を書いていて時には1万字の記事も書いたりしてますが、最初はハードルを下げるため
1000文字からスタートしました。
しかし1000文字でもハードルが高く感じたので500文字に変更しました。
(もうその記事は削除しちゃいましたけどね)
このように実際に低いハードルでやってみて、まだ気合が必要であれば
さらにハードルを低くすることも全然アリです。
もう1つ、仕組みを作るのに重要なのは「ニコイチ化」です。
毎日必ずやる事に継続したいことを紐づけします。
- 朝、洗顔と歯磨きが終わったら机に着き、教材を開く。
- 風呂から上がったら机に着き、日記を開く。
- 朝ご飯は必ず糖質を減らす。
すでに習慣化されている行動と「ニコイチ化」する事で
新しい行動も継続しやすくなります。
僕は夜に入浴→ブログ執筆を「ニコイチ化」しています。
継続したい物事を細分化してハードルを下げ、既に習慣化されている行動と紐づける。
この2つで「物事を継続する仕組み」は完成です。
後はとにかく毎日行動していくだけ。
行動を続けると、これも脳のシステムですが刺激が欲しくなってきます。
刺激が欲しくなったという事は、脳が新しい行動に対しても、感情の中央値内で完全対応できるようになった。
ゲームで言えばスライムなら口笛ふきながらでも倒せるようになったいう事。
そのタイミングで、行動のレベルを上げていきます。
これを繰り返す事で
最終的に「継続したかった事」を感情の中央値内で毎日続けられるようになります。
ここまで読んでいただいた感想として
「どれぐらい時間がかかるのかな」と思われたかもしれません。
継続したい行動を、習慣として行えるようになる目安としては
「習慣化」のコンサルタントである古川武士さんの著書では
- 行動習慣(片づけ、学習、日記など)は1か月
- 身体習慣(ダイエット、運動、早起き、筋トレなど)は2か月
- 思考習慣(論理的思考、発想法、ポジティブシンキングなど)は3か月
とされています。
「時間がかかるなぁ」と感じるかもしれませんが
そもそも習慣化とは、ある程度時間を要しますし、気合も必要なのです。
「歯磨き」を例にすると分かりやすいかもしれません。
今では習慣として毎日歯を磨いていますが
習慣化するまでは、けっこうな時間がかかりますし気合も必要です。
あなたには、気合を入れて時間をかけ、歯磨きを習慣化した記憶はないかもしれません。
なぜなら時間をかけて気合を入れていたのは親御さんだからです。
お子さんがいる方はわかると思いますが、子どもはとにかく歯磨きを嫌います。
そこをなんとか親が毎日あの手この手で歯を磨き
歯を磨かないと気持ち悪い段階まで持っていき習慣化させるのです。
習慣化する上で「時間」が必要なのは変わりませんが
「気合」の部分を、行動ハードルを下げたり、習慣化できている事と紐づけたりして
新しい習慣として脳に受け入れさせるのが「物事を継続する仕組み」です。
注意点を1つ挙げるとすれば、たくさん始めたい行動があるからと言って
複数の行動を一度に始めるのはオススメできません。
1つ1つはハードルの低い行動でも、複数の行動を取ると通常値内を越えます。
数が増えるほどハードルが積みあがると考えてください。
以上が物事を継続するコツです。
脳のシステムを理解し、利用するのが重要である事がお分かりいただけたと思います。
次の項では、脳が持つ別のシステムを利用することで
さらに物事を継続しやすく方法を解説します。
継続するコツを後押しする+α
脳が感情を中央値に戻すシステムの解説をしましたが
物事を継続する上でもう1つ、理解しておきたい脳のシステムがあります。
それは「不快フィルターシステム」。
脳は「快」の感情を伴う行動が大好きです。
- 甘いものを食べる
- YouTubeを見る
- ゲームをする
- 二度寝をする
これらはあなた自身が「毎日継続しよう!」と決意してないのに自然と毎日してしまう。
「意図しない習慣化」がなされている例です。
共通点は「快」の感情を伴う事。脳が大好きな行動なので無意識に毎日してしまうのです。
一方、毎日継続したいのに継続できなかった事は全て
脳にとって「不快」と判断された行動です。
不快フィルターに引っかかる行動は、基本継続できないと考えましょう。
話が少し戻りますが、この図を見ていただくとわかりやすいのは
継続したい物事を細分化する意味です。
不快フィルターに引っかからないぐらい細分化してフィルターを通し
「継続できるゾーン」内で徐々に「本来継続したい事」に育てていくという過程が
この図を見ると理解しやすいかと思います。
一方、これから紹介するのは、継続したい物事を
「快」判定に結び付ける技術です。
「快」と「不快」を入れ替える
脳から「快認定」される行動と「不快認定」される行動は相反する場合がほとんど。
そして、先ほど解説したように本来続けたい事は「不快」
続けたくない事は「快」認定されます。
そこで「言葉の力」を利用して自分が避けたい事(脳にとっての快)と「不快」を
続けたい事(脳にとっての不快)と「快」を紐づけします。
避けたい事(脳にとっての快)を不快へ
- ケーキ→脂肪のかたまり
- 二度寝、YouTube、ゲーム→時間の無駄づかい
続けたい事(脳にとっての不快)を快へ
- 勉強、読書→レベルアップ
- 早起き→時間を増やす
- ダイエット食→キレイの素
「こんな事で脳がだまされるの?」
はい。だまされます。ポイントは実際に言葉を口に出す事。
- ケーキを食べる時は「脂肪のかたまりを今日も食べよう!」
- ゲームをする時は「さぁて、時間の無駄づかいするか!」
- 早起きしたい時間にアラームがなったら「よし、今日も時間を増やそう」
- ダイエット食を食べる時は「キレイの素を今日も食べよう!」
大声で言う必要はありません。
ボソボソ・・・とでも声に出して実践してみてください。
避けたい事はネガティブ語、続けたい事はポジティブ語と結びつけることで
脳の「快・不快判定機能」をだまし、避けたい事を続けにくく
継続したい事を継続しやすくできます。
僕の場合だと、ブログを続けるために
「ブログを書く→キーボードを叩いた回数お金がもらえる」と変換し
「今日もキーボード叩いてお金もらおう」と言っていました。ボソボソ・・・と。
アプリを導入する①「継続する技術」
脳は「快」の感情を得られる事を継続したくなると解説しました。
この機能をさらに利用するために、継続したい物事と「ある体験」を紐づけします。
その体験とは褒められる事。
褒められると、脳が大きな「快」を感じ取る事に着眼したアプリがあります。
その名も「継続する技術」です。
機能自体はシンプルで出来る事は少ないのですが
設定したタスクを終了する度に褒めてくれます。
全ての機能を無料で使えるにもかかわらず、課金機能があります。
課金すると何が起こるのか?というと、めちゃくちゃ褒めてくれるようになります。
このシンプルなアプリを使う事で物事を継続できているユーザーの声を紹介しましょう。
30日達成うわーい!(途中からプランクになった) pic.twitter.com/rgK897fdmi
— 咲坂えすこ (@esko_kyoya) April 29, 2020
毎日ツイッターに絵をアップするの、今日で30日間達成したんですが、すべてはこのアプリのおかげ ありがとう
#継続する技術 https://t.co/ltb8W80HcW
— ばつ (@batsssu) August 10, 2020
「いいからやれ!」と21時に通知されるようにアプリ設定してます。
このアプリ(継続する技術)で煽られるので行動力と意識が上がったのでおすすめです。 pic.twitter.com/wP2ClpzPUF— 太田まるめがね (@mrmgn56) June 6, 2018
アプリを導入する②「みんチャレ」
物事を継続するのに効果的なのは、一緒に継続する仲間を作る事です。
お互い励ましあったり、成果報告できたりといったメリットがありますが
仲間がいる事で物事を継続しやすくなる一番の要因は、やはり「快」感情にあります。
仲間との約束を守る事が、大きな「快」感情を脳に与えてくれるのです。
以上の事から、ぜひ継続仲間を作りたいところですが
そういった仲間がいないという方もいらっしゃることでしょう。
そんな人にオススメしたいアプリが「みんチャレ」です。
このアプリは、継続したい物事が似通っている5人でチームを組んで
報告、励まし合い、褒め合いながら習慣化にチャレンジするアプリです。
基本機能は無料で使用できます。
一緒にがんばる仲間に、今日も継続できたと報告するたびに
約束を守れたという「快」感情が得られるので、継続効果が非常に大きいのです。
こちらもユーザーの声を紹介しましょう。
https://twitter.com/kon8anwa2/status/1363934187862908928
2月末でこのチャレンジは卒業しますが、続けられたのは「みんチャレ」の仕組みと他の4名の皆様のおかげです!
3月からは7つの習慣系のチャレンジにします!
継続して習慣化するならみんチャレですね〜。
「英語学習アプリ POLYGLOTS公式」
をチャレンジ中!https://t.co/2584PR0RxE#みんチャレ pic.twitter.com/uvkjwgftnS— 松本晃秀@英語ライフコーチx 「しあわせOS」7つの習慣 (@hide358) February 26, 2021
以上、継続するコツを後押しする+αの紹介でした。
「物事を継続する仕組み」と合わせて、ぜひ取り入れてみてください。
継続するコツを実践し続けたのちに訪れる未来
ここまで、物事を継続するコツを紹介してきました。
紹介した自分でも「地味で泥くさくて時間がかかる方法だな」と思います。
しかし、過程は地味でも会得すれば効果は超派手。
運命すら変わるのが「物事を継続する」というスキルです。
「習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
これは哲学者ウィリアム・ジェームズの言葉です。
「運命が変わるなんておおげさな!」と思われるかもしれませんが、本当です。
継続できた物事で今後の人生が大きく変わるのは珍しい事ではないのです。
たとえば継続したいことが、本業が終わった後の副業に関連する事ならば
副業の収入が本業の収入を上回ることも、継続さえできれば全然ありえます。
僕の体験談としては、Web制作スキルを身につけて副業にする、ブログを書く事を習慣化することによって人との出会い収入面で大きな変化を感じましたが、最初はHTMLも知らない、1日500文字の執筆も辛く思うような状態でした。
とにかくまずは1つ、出来るだけ小さく始めてください。そして毎日続けてください。
「継続は力なり」
この言葉の意味を実感できる日が必ずやって来ます。
この記事はここまでです。
サラリーマンに期待と絶望を繰り返しながら転職も3回経験。アラフォーから自分の実力一本で稼ぐのだ、と決意し未経験のWeb業界へ突入。転職という道は選ばず副業で。本業終わりにWeb制作スキルをスクールで身につけ、独力で営業開始。初月で月10万円の収益化。そこからマーケティングスキル、ライティングスキルも身につけスキルの多角化。スキルがあれば生活が安定することを実感。サラリーマンだけが仕事じゃない。サイト名の「セカンドスキル」とは本業以外の第2のスキルのこと。副業と両立することで得られるメリットはたくさんあります。やる気になったその日が開始日!副業をオススメする理由はこちらの記事で書いてます♪